5月5日(土)、新緑が美しく繁る京都・東福寺にて呈茶イベントを実施してきました。
東福寺は、静岡市葵区で生まれ円爾さんの名で親しまれている聖一国師が開山したお寺で、
非常に本山茶と関係が深いお寺です。
聖一国師は、鎌倉時代に国内で仏教の修行後、中国に渡り更なる修行を行い、
帰国後は多くの寺を開山しました。
その聖一国師が生まれ故郷の静岡に帰郷した際に、宋より持ち帰った茶の種子を足久保地区に
まいたことが静岡茶の始まりとされ、“聖一国師は静岡茶の始祖”と言い伝えられています。
イベントでは、
「円爾さんの故郷のお茶を持ってきました」と声をかけると
多くの方が足を止めてくださいました。
静岡出身の聖一国師がこんな立派な東福寺を開山した
ということを静岡の方にももっと知って、
東福寺に遊びに来てほしいと思いました。